摩擦摩耗試験機の種類【運動方式による分類】

摩擦摩耗試験機には様々な種類があります。当サイトでは種類や試験方法等を具体例をあげてご紹介します。


摩擦摩耗試験機は、運動方式によっても分類できます。

この記事では、摩擦摩耗試験機の運動方式を8つ紹介していきます。

ピンオンプレート

往復運動をしているプレート状の物体の表面でピンを用いて摩擦・摩耗させる方法です。硬質膜や潤滑膜の強度の測定などで用いられます。

ピンの代わりにボールを用いる「ボールオンプレート」や、ピンの代わりにリングを用いる「リングオンプレート」もあります。


HEIDONでボール(ピン)オンプレートに対応できる試験機の代表例がTYPE:14FWです。

ピンオンディスク

回転運動をしているディスク状の物体の表面でピンを用いて摩擦・摩耗させる方法です。硬質膜や潤滑膜の強度の測定などで用いられます。


ピンの代わりにボールを用いる「ボールオンディスク」もあります。


HEIDONでボール(ピン)ディスクに対応できる試験機の代表例がTYPE:20です。

ブロックオンリング

回転運動をするリングの外周からブロックを用いて摩擦・摩耗させる方法です。潤滑油の評価などで用いられます。

ブロックシリンダ

回転するシリンダの上下(または左右)からブロックを当てて摩擦・摩耗させる方法です。

クロスシリンダ

回転するシリンダに他方のシリンダを当てて摩擦・摩耗させる方法です。

4球試験

4個の同一寸法の鋼球をピラミッド形にして,3個を固定した上で、上から1個を押し付けて回転させて摩擦・摩耗させる方法です。

HEIDONは、主に基礎研究や製品開発場面に適した摩擦摩耗試験機を多数ご用意しています。

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