摩擦測定の「現場のつまずき」と解決までの道筋を、カルテ形式で紹介する連載です。実際に寄せられた相談や測定で得られた知見をもとに、個人や企業を特定できないよう再構成しています。登場人物、数値、グラフの一部は説明用の架空・模…
翼も選んだ、回転数も合わせた——それでも「混ざっていない場所」が残ることがあります。撹拌槽の中には、流れが届かない"死角"が潜んでいます。第4回は、撹拌の盲点である「デッドゾーン」と、それを解消するための槽内設計の基本を…
撹拌翼は、モーターの回転エネルギーを液体に伝える「最後の接点」です。液の粘度も測った、回転数も適切にした——それでも結果が出ないとしたら、翼の選定に問題があるかもしれません。第3回は、翼の形状ごとの特徴と、粘度に応じた選…
「もっとしっかり混ぜてください」――実験の指導でよく使われる言葉です。しかし、撹拌の世界では「しっかり混ぜる=速く回す」とは限りません。回転数を上げれば上げるほど混合効率が上がる、というのは実は大きな誤解です。第2回は、…
鉛筆硬度試験は塗膜評価の入り口として広く使われていますが、「硬度」だけでは塗膜の品質を十分に評価することはできません。 この記事では、鉛筆硬度試験の限界を踏まえた上で、塗膜・コーティングを総合的に評価するためのアプローチ…
「粘度はいくつですか?」――撹拌の相談を受けたとき、私たちが最初にお聞きする質問です。粘度を知らずに撹拌条件を決めることは、行き先を知らずに電車に乗るようなもの。第1回は、撹拌設計のスタートラインである「液の正体」を知る…
摩擦試験の結果が「思ったより高い」「再現性が取れない」という場合、測定子(対試験片を押し当てる接触子)の選択が適切でないことが原因の一つとして挙げられます。 同じ試験機・同じ荷重・同じ速度でも、測定子の形状や材質が変われ…
JIS K 7317:2022 は、プラスチックの機能性フィルムの引っかき硬さを、規定された圧子、荷重、速度および判定方法によって評価する日本産業規格です。光学フィルム・ハードコート・ディスプレイ用フィルムなどの表面硬さ…
材料表面の傷の付きにくさや塗膜・薄膜の強さを評価する方法の1つとしてスクラッチ試験があります。 今回はスクラッチ試験の詳細を解説していきます。 >>摩擦摩耗試験のご相談はお気軽にお問い合わせください スクラッチ試験とは?…
塗膜の引っかきに対する抵抗を簡便に比較する方法の1つとして鉛筆硬度試験があります。 今回は鉛筆硬度試験の詳細を解説していきます。 >>摩擦摩耗試験のご相談はお気軽にお問い合わせください 鉛筆硬度試験「JIS K 5600…